久しぶりのプログラミング関連の話題。
今回は、題名にも有るように、「初心者に最適なプログラミング言語」について考えてみたいと思います。
これはとても難しい問題で、私のような初心者が簡単に語れるような話ではないのですが、一応、私なりの考えを纏めてみることにしました。
なお、コンパイラなどの開発環境は全てVisual Studio 2008 E.E.で考えています。
①C言語について
オブジェクト指向の言語ではないので、早いうちからclassの概念を習得するには不向きな言語です。
しかしその分、「クラスがないならどうすべきか?」を自分で考えることができ、プログラミング的な想像力を育てることはできると思います。
実際、DLLなどを書く際に用いる「extern"C"」内ではCの文法表記が用いられるので、一通りやっておいても悪くはないでしょう。
②C++言語について
オブジェクト指向の言語なので、早いうちから多くの概念を習得できます。
しかしC++という言語自体が複雑ということもあり、初心者に理解を求めるには多少きついのではないかと思います。
現在、市場に出回っているプログラミング参考書の多くはC/C++であり、参考書が充実している、という面では良いかもしれません。
しかしBoostライブラリを入れないことには……(^^;
③C#言語について
私が今までやってきた言語の中で、一番簡単だと感じた言語です。
しかし、.NETライブラリ環境・XNAにより随分と「楽」ができるようになってしまい、想像力・創造力ともにやや力不足気味になってしまうことが多いのではないかと思います。
ただ上記のXNA環境により、制作者がゲーム製作を通して「楽しく」プログラミングができるようになっているのは確かであり、挫折を未然に抑えているという面もあるのではないでしょうか。
参考書も(C/C++に比べるとまだまだですが)ある程度はそろっています。
こう考えると、どの言語もまさに「一長一短」な気がします。
皆さんは、どの言語が「初心者に最適」と考えられますか?
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