6年前の今頃はGeforce GTX 295が出るか出ないかの頃だったのか、と思うと、昨今のGPU市場は実に高性能化が進んでいるなぁというのを実感させられる。Geforce 9500GT(VRAM 512MB)が「仲間内髄一の高性能」とか言われてた時代もあったなぁ、とか。今や研究室の自分の棚の中で3枚くらい腐ってるというのに。
GPU方面で最近面白いこととして、AMDが「ドライバ更新」のみでゲーム向けに最大20%のGPU高速化を実現したとかしていないとか、というニュースがある。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20141209_679386.html
物理的にハード面の性能が(特に最上位モデルで)頭打ちになりかけている現状下では、GPUはソフト面における最適化を如何に進めていくかということが今まで以上に重要な課題となってくるのではなかろうか。GPUにおける演算の並列化は物量作戦そのものとはいえ、演算の過程で少しずつ無駄を省いていく、或いは幾つかの新規手法を実装する等の解決策は有用なものとなるだろう。
まあ、もう暫くはハード面の性能向上が続くのだろうとも思うが、そう悠長なことも言っていられない状況になってきたのはどうやら確からしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿